━ 税理士法人設立日 代表者あいさつ ━
平成29年6月1日の設立から今日まで、税理士法人リアライズの取り組みに対するご理解にあらためて感謝申し上げます。
また、令和7年4月1日、市場税理士事務所と経営統合し津山事務所を設置いたしました。旧市場税理士事務所の関与先様には決算月に合わせて税理士法人リアライズの業務内容及びTKCクラウド会計システムの導入を順次ご案内させていただきます。決算月より前に業務内容及びTKCクラウド会計システムの説明をご希望のお客様はご遠慮なく津山事務所までご連絡いただければ幸いです。
会計分野におけるDXの目的は「経営の意思決定に会計データを活用する」ことですが、これに必要となるのが月次決算のスピードと正確性です。昨年度までの2年間はTKCクラウド会計システムの導入を重点的にご支援させていただきましたが、本年度はシステムを活用した月次決算の早期化(スピード)と月次決算精度の向上(正確性)を重点的にご支援させていただいております。
月次決算の早期化と精度向上を前提に、経営者が月次管理すべき項目は「損益」と「資金」、具体的には「変動損益計算書」と「資金繰り実績表」です。また「貸借」の指標である「自己資本比率(30%以上が望ましい)」「自己資本額」は、金融機関からの評価や事業承継時の株価算定に影響を及ぼしますので、事業年度単位での確認が必要です。
精度の高い月次決算に対する外部評価として第一地銀の中国銀行様において「翌月末までに月次決算を完了させ、TKC月次試算表提供サービスを通じて毎月試算表を提出する」などの条件を充足した場合、金利優遇が受けられる制度が開始されました。このような取り組みは他の金融機関にも広がっていくものと期待しています。
TKCクラウド会計システムの効果的な運用による月次決算の早期化、月次決算精度向上のための重点5ポイント、経営者が注視すべき業績管理メニューの設定につきましては弊所担当者より改めてご案内させていただきます。
地域の発展と一人一人の幸せを真剣に祈り、スタッフと共に歩んで参ります。
令和7年6月1日
税理士法人 リアライズ
代表 馬場 輝